ロボと少女(仮)の感想・レビュー
ロボと少女(仮)の感想とレビューです。
オリジナル自主制作アニメで、
100秒シネマという100秒で一話完結する構成になっています。
概要
大きな街の片隅のガレキの山に住んでいる、
元家電ロボットの「ロボくん」と
着ぐるみをまとった不思議な女の子「少女ちゃん」。誰かの役に立ちたいと願うロボくんの想いとは裏腹に、
行動はどこかで歯車が狂って迷惑をかけてばかり。でも、その勇気はちゃんと少しずつ、
どこかの誰かに伝わっていくのです。これはそんな小さくて短くて、でも大きく長く心に響くおはなし。
以上アマゾンの紹介文
から転載。
1話100秒で構成された自主制作アニメで、
そのテンポの良さと心あたたまる話が癖になる作品です。
私は最初ニコニコ動画で全話視聴しました。
Youtubeにも全話あります。
ネットで話題となり、その人気から現在はDVD化して販売されてもいます。
テンポの良さ、笑いの取り方、そしてホッとするストーリー
1話自体が短いですし、
ネットで視聴可能なので是非一度ご覧になってみて下さい。
思わず2話、3話と視聴してしまう魅力がわかってもらえることでしょう。
その一番大きな要因の一つとして
100秒シネマという、テンポの良さがあります。
100秒で1話完結ですし、非常にサクサクと物語が進みます。
このリズムが視聴の際に心地よさを生み出してくれることでしょう。
タイトルコールとエンディングに様式美を感じられるほど。
またギャグのセンスも非常に良く、
空回りするロボ君や間の取り方にクスっと笑えます。
先ほどのテンポの良さの中で描かれるコミカルな展開に、大人から子供まで楽しめるアニメーションの原点みたいなものが感じられるほど。
そしてそれは「おかえり」と出迎えてくれる少女や
空回りしつつも頑張るロボ君の姿勢に感じられる、
心があたたまる感覚にも表れているでしょう。
疲れた時などに見るとホッとでき、
明日もがんばろうかなと思えるような気持ちにさせてもらえます。
特徴的な台詞や掛け合いのリズム
少女の「ですね」に代表される、
少し不思議な台詞回しで独特の世界がそこに生まれています。
ロボ君で言えば「~と言わざるを得ない」だったり、
少しオマージュも入ってたりする台詞もいいですね。
そして何より素晴らしいのがそれらの台詞をかけあうテンポ。
先述のリズムはこういったところから生まれているのでしょう。
畳み掛けるような掛け合いという感じではないのですが、実に流れるように展開されていく台詞が、より作品を心地いいものにしています。
疲れた時にオススメ
短い時間で視聴出来ますし、
動画サイトで全話閲覧出来るのでお手軽に見る事が出来ます。
ホッと一息つけるような作品に仕上がっているので、ちょっと仕事で疲れたり
勉強で疲れたりした時に見ると癒しを得られるでしょう。
私は寝付けない夜などによく見たりしています。
何度見ても飽きませんし、安心する気持ちになれるので。
総評
ロボと少女(仮)は小難しい事を考えずにちょっとした時間で楽しめる作品です。動画サイトで気軽に視聴出来ますし、媒体的にも見やすいと思います。
ひたむきなロボ君と、おかえりと迎えてくれる少女に
癒されてみてはいかがでしょう?
密林社
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2012年7月22日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:自主制作アニメ
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