ちはやふる(1期)の感想・レビュー

[著:がく(副管理人)]

ちはやふる(1期)の感想・レビューです。
1期25話全体を通しての感想となります。

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概要

マンガ原作のアニメ作品です。
同作品のマンガの感想も書いているので良ければ参照下さい。

ちはやふる1期のアニメはマンガの1巻から9巻途中までの話となっており、
主人公千早の小学校編から高校1年生の部分を描いています。

2期であるちはやふる2の放送も決まっており、
2013年1月から、続きの部分(高校2年になってから)がアニメ化されます。

マンガと同様、一言で表すなら「熱血かるたアニメ」ですね。


私がちはやふると出会ったのはこのアニメの方が先で、
丁度iPadを購入した時期にGyao!で一挙配信があっていて、
偶然見る事が出来ました。

結果はマンガを全て持っている事からも分かる通り、
案の定ハマりまして、原作も購入する事に。

マンガを読んで分かった事ですが、原作再現度は非常に高く
マンガ・アニメどちらから入っても問題なく楽しめる作品に
仕上がっています

再現度の高さと原作補完

このアニメの何より素晴らしいところは再現度の高さと
原作補完の出来の良さ
だと思います。

再現度と言うのはマンガの再現度ということだけでなく、
かるたなどにおける再現度も含めてですね。

原作補完はマンガであまり描かれてなかった部分が
アニメでは細部まで描かれていたという点です。

どちらもマンガの内容を壊すこと無く盛り込まれています。

マンガの再現度と原作補完

基本的にマンガの内容を全て網羅してアニメは進んでいきます。
全25話でマンガ約8巻分なのも頷ける再現度です。

勿論ただ再現しているだけでなく、
補完するべき点は補完しているのがアニメの質の高さに繋がっています。

例えば、冒頭の入り方がいきなり小学生編から入るのでなく、
高校生の千早がかるた部員募集のちらしを張っているところから
始まり、そこから小学生編へと場面が変わります。

こういう導入の仕方を少し変えつつ、他をしっかりと
原作再現しているのが、マンガ・アニメ双方に渡って楽しめる部分でしょう。

他で言えば、かるた部員の入部の回も、一人に一話使っている分、
それぞれのドラマがしっかり再現されていて、
部員を勧誘・入部するだけの回なのに、非常に見応えがある内容です。

またマンガでは割とあっさり入部していた肉まんくんと言うキャラも
一話使ってエピソードを補完してあり、それが蛇足な感じが一切しない点も
原作補完として良く出来ている一例ですね。

競技かるたの再現度

これがアニメならではの部分で、
アニメとしての完成度をより押し上げている点でしょう。
マンガと共に、競技かるたの知名度を上げた部分だとも思います。

マンガでは伝わりにくい、動きの再現という意味での出来の良さがまず一点。
音を聞いての飛び出し、札の払い方、飛んでいく札の表現など、
アニメーションだからこそ伝わる部分が良く出来ています。

競技かるたを知らなかった私みたいな人が見ても、
「ああ、こういうものなんだ」と見た目で伝わるのは
再現度が高いからでしょう。

chihayafuru2
競技かるたを描いたアニメとしても質が高い。


再現度と言う点では、かるたならではの百人一首の読みの部分で、
配役においてもしっかりしている
のがもう一点挙げられます。

競技かるたは百人一首を読む読手さんが必要で、
読手にも段位があるほど、奥深い世界となっているようです。

アニメではかるたにおける読みの重要性を鑑みてか、
劇中の試合での読み上げは実際に競技で読手をされる方がされています。
いわゆるその道のプロの方ですね。

更に最終話付近で登場する専任読手(名人戦など、年3回の大きな大会で読める人)は実在の専任読手さんが声を当てられており
素人が聞いてもその響きの綺麗さはよくわかります。

ちなみにこの専任読手(実在の方)の方は芹野恵子さんと言い、
百人一首の読み上げCDも出されています。


動きと音、双方の面で競技かるたの世界を再現されており、
思わずかるたに興味を抱いてしまうような、そんな出来栄えです。

日本古来の競技が、現代日本の世界においても高い技術の
アニメーションで再現されている
、というのも中々面白いところですね。

色使いの鮮やかさ

これもまた、アニメのちはやふるにおいて特筆すべき点でしょう。

原作のマンガでも表紙の色使いの鮮やかさは目を引く部分ですが、
その色使いがアニメーションの方でも良く出来ています

特に要所の大事なシーンに置いての描き込みと色使いが印象的で、
映像として鮮明に記憶に残ります。

もみじの鮮やかさ、枯れ草の色合いなど、特に秋の印象が強いですね。
かるたに読まれる情景の表現などでも色合いが綺麗で、
タイトルにもなっている「ちはやふる~」の歌が秋の歌だからでしょうか。

映像として特に記憶に残っているのがこのシーンです。

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小学生時代の太一と新と千早の3ショットで、
かるたとの出会いと共に3人の出会いをより印象付けるシーンです。


他で言えばOPの映像も鮮やかさがあり、惹かれる部分です。
音楽と合わせて印象に残るOPで、思わず本編を続けて見てしまう、
よく出来た映像と音楽になっています。

物語の良さ、登場人物の良さもマンガと同様

これについては詳しくはマンガのレビューで取り扱っているので、
そちらをご覧いただければと思います。

アニメとしては声の良さが際立ってますね。
登場人物のイメージと合った声で、
声の良さが登場人物の良さを引き立てています。

物語については比較的進行はゆっくりな方ですが、
その分細部までしっかり描かれているのがいいですね。

先述の再現と補完と言う点でもよく出来ていますし、
マンガ本編の面白さを余すところ無くアニメ化しています。

総評

マンガの映像化、という点でほぼ欠点が見当たらない作品です。
マンガ自体が面白いのに加えてそれなので、
当然アニメ単体としても非常に良く出来ています。

動きの良さ、声の良さ、かるたへのこだわり、それぞれの再現度など、
良い点は上げればキリがない程。

マンガのちはやふるを読んでいる方にも
自信を持ってオススメ出来る作品でしょう。
原作ファンに躊躇なくオススメ出来るのは凄いですね。

勿論、原作を知らない人でも問題なく楽しめる作品となっています。
私自身がそうであったように、アニメからちはやふるの世界に
ハマる人も多いと思いますし、興味をひかれるだけの面白さがあります。

鮮やかな映像が好きな人、和の雰囲気が出ているものが好きな人など、
競技かるたに通ずる部分に何かしらの興味を持てる人であれば、
特に楽しめる作品となっていると思います。

また、熱いスポーツアニメに類似する作品なので
スラムダンクのような熱いスポーツ漫画(アニメ)が好きな人は
肌に合う作品だとも思います。

色使いなどに暑苦しさはないですが、
その実、中身はかなり熱血なアニメとなっています。

 

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2012年12月25日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:マッドハウス

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