TARI TARI 第2話「集ったり あがいたり」の感想・レビュー
TARI TARI第2話「集ったり あがいたり」のレビューと感想です。
概要
新たに合唱部を作って、合同発表会出場を目指すことにした来夏。
しかし部員を5人以上集めなければ、
部として認められず同好会扱いになってしまう。弓道部と掛け持ちで入部してくれた紗羽、同じ学校に通う弟の誠、
そして自分と3人までは集まったものの、
残り2人がなかなか見つからない。だが紗羽の助けもあり、和奏も名前だけの入部を認め、
寄せ集めの合唱部で合同発表会の会場に向かう来夏たち。合唱部という新たなステージで走り始める。
以上、ニコニコ動画説明文より引用。
http://www.nicovideo.jp/watch/1340968902
合唱部設立、曲決めと練習、合同発表会までですね。
良かった点
展開の早さ
正直予想外な程展開が早いです。
合唱部設立からまさか発表会まで話が進むとは。
ただ駆け足で進んでいるのではなく、無駄に引っ張らなかったという印象で。
間延びするよりも展開が早い方が流れがスムーズで私は好きです。
作画の描き込みや安定度
1話でも言っていた背景などの綺麗さは相変わらずですね。
キャラの作画も安定していて、安心して見られるのは嬉しいところ。
今回は雨の描写があるのですが、特にそれが良かったですね。
キャラの心情とも背景がリンクしているからこそ、
作画の綺麗さが作品の良さに直結しているシーンだと思いました。
劇中歌
ラストシーンで来夏と紗羽が歌う歌が非常に良かったです。
ピアノと2人の歌声が素直に響くのが特に。
ホール特有の残響感も感じられて、
音にもこだわっているのが伝って来ましたし。
それだけにそのままEDに入ったあとが少し残念でしたが・・・。
悪かった点
歌が流れたままEDに入る流れまでは完璧だっただけに、EDに入り、ピアノ伴奏だけだった歌にドラムやその他の楽器が混ざってきてからが残念でした。
特に浮いてたのがドラムで、
これが入った為にいきなり安っぽい感じの曲になった印象でしたね。
せっかく劇中でいい形で歌に入っただけに、この点だけが唯一惜しい点です。
他には目立って悪い点は感じられませんでした。
オススメしたい人
爽やかな歌が聞きたい人、
爽やかな高校生の青春が見たい人にオススメです。
2話の時点でそれらが充分に感じられる作品です。
若干ネタバレ含む感想
劇中にニコニコ動画が
思わず吹き出してしまった点でした。
TARI TARIでニコニコ動画内で検索すると、
が出てくるんですが、これが劇中でそのまま使われていました。
と言うよりも、劇中で使う為に事前に公式が投稿していたようですね。
投稿者も合唱部部員となっており、公式の遊び心が伺えます。
私は2話もニコニコ動画で視聴していたのでかなり笑わせてもらいました。
心の旋律を歌うまでの流れ、曲自体の良さ
先ほどから書いてるラストシーンで歌う曲が心の旋律というタイトルで、
その歌を歌うまでの流れ、歌自体含めて非常に良い出来でした。
来夏の前向きさ、来夏を支える紗羽、
何だかんだ言いつつ来夏に影響されて
心の旋律を歌う際に伴奏まで手伝ってくれる坂井さん。
メインメンバー3人それぞれの良さがこの2話でかなり前面に出てきてました。
特に歌い出しの前の紗羽が来夏の緊張を解く時と、
坂井さんが伴奏に座ってくれた時は素直におおっと思いました。
王道的だからこそ、その後の歌が実によく響きましたね。
だからこそEDでドラムが入ってきた流れは実に残念な感じでしたが・・・。
3話以降も楽しみ
予想より展開が早いのですが、
まだウィーンとバドミントン部の大智が本格的に絡んでないので、
物語的にはまだまだこれからでしょうね。
3話の予告を見た感じでは次で大智が絡んで来そうです。
合同発表会は終わりましたが、
最終的にどんな舞台でどんな編成で彼女達が歌うのかが実に楽しみです。
総評
2話の時点で既にかなりいい出来だなーと思ってしまう程に楽しめています。
よく考えるとどちらも挿入歌が入ってるのもいいですね。
高校生が歌うという若々しさ・爽やかさも前面に出てきて
実に明るい気持ちで見れるアニメです。
ポニーキャニオン
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2012年7月16日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:P.A.WORKS
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