攻殻機動隊S.A.C 2nd GIGの感想・レビュー

[著:がく(副管理人)]

攻殻機動隊S.A.C 2nd GIGの感想・レビューです。
1期に続いて続編という形の2期に当たります。

kokaku2nd1

概要

前作攻殻機動隊S.A.Cの続編に当たる作品です。
物語も前作の終わりからそのまま続く形で始まります。
記事内では今作を2期、前作を1期と呼んでいきます。

監督も前作同様神山監督、音楽担当も菅野よう子さん、と
1期とほぼ同じ感覚で見る事ができます

物語も大筋の物語と一話完結の話があるのもだいたい似た形ですね。
2期では1期のように明確に独立した話、という形ではないですが。

2期の大きな特徴として、1期よりも
ドラマ性の多い話が多い事が挙げられると思います。

9課のメンバー、特に少佐に関しては、前作ではあまりなかった
感傷的になるような様も描かれていますし。
前作同様、社会問題的なものを取り上げたテーマも勿論ありますが。

私的には全体的な完成度は1期に軍配が上がると思いますが、
部分的なエピソードで言えば2期には特に好きなものがある感じですね。

あくまで1期と比べた話であって、2期全体で見ても
非常に出来のいいアニメだとは思います。

内庁の存在

2期の大筋となる話では、内閣情報庁、
通称内庁という機関が大きく出てきます。

特に内庁の合田という男が今回はかなり出てきており、
割と明確な"敵"として描かれています。

簡単に言えば、
ある事件を発端とした難民問題にまで及ぶ大きな事件を9課は追い、
内庁が色々と邪魔をしてくる感じでしょうか。

流石にそんなに単純な話ではないのですが、
1期では最後まで具体的な敵、事件の真犯人が描かれないのに対し、
2期では内庁、そして合田という明確な相手が居ます。

kokaku2nd2
その顔も印象的な合田。

なので1期に比べると、話の大筋が理解しやすいです。
1期で面白いけど、話の意味が分からん!と思った人でも
2期は比較的見やすい形にはなっているかと。

これに関しては好みが別れるところでしょうね。
1期の難解な部分をあれこれ考えて解釈していくのも
攻殻機動隊の楽しみ方の一つだとも思いますし。

私の感想としてはズバリ、「どっちも面白い」。
1期の笑い男事件をアレコレ考えるのも面白かったですし、
2期の内庁とのジリジリした関係を追っていくのも楽しいですし。

特に合田に関しては、かなりやり手で9課が手を焼くほどですし、
敵役として申し分ないキャラとして、結構好きなキャラになりました。

一話完結の話について

1期同様、一話完結の話もあるのですが、
こちらは1期に比べると質の差を激しく感じます。

1期はどれも安定して面白かったのですが、
2期は面白い話とそうでない話がハッキリしていて。
極端に印象に残っている話がそれぞれにあるせいかも知れませんが。

面白くないと印象に残ってる話

こちらは2話がそうです。
冴えない男の妄想の中でだけ強気な話、と言った感じですかね。

正直何を意図してこの話が入ってるか未だに理解出来てません。
見返す場合に1期・2期合わせて唯一飛ばして見る事が多い話です。
他の話はだいたい何度見ても楽しめるのですが。

面白いと印象に残ってる話

逆に面白い方の一話完結としては14話。
9課のスナイパーであるサイトウさんの話で、
彼が少佐と戦場で敵対する形で出会った時のエピソードです。

サイトウさんのスナイパーとしての腕も分かる話で、
かつ少佐の恐ろしさもよく分かる話です。
特にサイトウさんと少佐の直接対決は手に汗握ります。

こちらは1期・2期合わせても一番好きなレベルの話です。
たまにこの話だけ見返したくなるレベル。

この2つのエピソードが特に両極端に印象に残っています。
14話は必見ですが、それ以外のものに関してはやはり、
1期の一話完結の方が面白かった印象ですね。

i do

2期と言えば、この曲「i do」を抜かすわけにはいきません。
本編中流れるのは2回だけですが、そこの印象深さは特筆に値しますので。

一回目は少佐の過去にまつわる話、11話にて流れます。

昔語り風に老婆の口から語られる、少し切ない話。
その情景をより引き立てる「i do」。
2期はドラマ性が高く感じるのはこういった部分ですね。

kokaku2nd3
11話のi doが流れるシーン。折り鶴もこの曲を印象づける部分です。

2回目に流れるのは最終盤で、どうしてもネタバレを含むので、
また話毎の感想の際に詳しく書けたらと思います。

この曲は本当にいい曲で、でも攻殻機動隊としては珍しい曲で。
2期の本編をより感傷的に見させてくれる役割を果たしています。
これだけは是非紹介したいと思い記載しました。

総評

大筋の話については詳しく話毎で触れていきたいと思っています。
個別の11人、キーパーソンであるクゼなど、
語りたい部分はありますが、どうしてもネタバレ気味になるので。

個人的な総評としては、全体的な面白さと完成度は1期、
部分的に印象に残ったり感動するのは2期、
双方合わせて攻殻機動隊の本当の面白さ
、といったところですね。

なので基本的には1期から見ることをオススメしますが、
1期が難解すぎる!という人には2期の方が見やすいかも知れません。
物語的には2期からでも問題なく見れます。

1期を見て面白いと思った方なら、是非2期も視聴をオススメしたいですね。
より攻殻機動隊の世界を楽しめるでしょう。

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2012年12月27日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:Production I.G

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