ほしのこえの感想・レビュー

[著:がく(副管理人)]

新海誠制作のほしのこえのレビューです。

自主制作のアニメにしては当時非常にクオリティが高く絶賛された作品ですね。

概要

人類は火星探査の際に異生命体と遭遇、調査隊は全滅する。

主人公のミカコはその後結成された
対異生命体のロボットのオペレーター(パイロット)となる。

そして生還の保証のない遠征調査に旅立つ。
ミカコの想い人であるノボルを残して・・・。

徐々に二人の距離が離れる事でメールの受信にかかる時間が増えていく。

ミカコは地球までのメールの送信にかかる時間が
8年かかるメールを最後に送信する。

視聴のきっかけ

高校生ぐらいの時にCSで見たんだと思います。

友人から自主制作アニメで凄いのがあるらしいとは聞いていたので。

良かった点

当時の自主制作のアニメとは思えないクオリティの高さはやはり凄いですね。
個人製作にしては25分ぐらいの作品は長い方ですし。

ロボットの戦闘シーンなども非常に良く出来ています。

またメールの送受信にかかる時間が増えていき、
ノボルとミカコの時間がずれていくのが実に切なかったのを覚えています。

新海作品らしい切なさはこの当時からありました。

舞台が地球と宇宙で、宇宙の方のロボットや戦艦の描写はCGらしい感じで普通なんですが、地球の方の背景の綺麗さも実に新海作品らしい作り込みがなされていたと思います。

特に踏切の描写が離れていく二人の時間と相まって印象的でした。

悪かった点

当時は特に思いませんでしたが、今見返すと
少し他作品の影響を受けたのかな?と思ってしまう点がありますね。

ロボットの戦闘シーンはマクロスやエヴァの影響がありそうな描写が多いですし、最後のメールの前後で交わされるノボルとミカコの会話の中に出てくる懐かしい日常の風景の語りはフリクリの1話でマミ美の語る好きな日常(パンの耳よりは好き)の語りに似ていたり。

実際の関連性がどうなのかはわかりませんが、それらを知ってから見ると、
当時は斬新に感じた語りや手法も他の作品のオマージュだったのかな?
と思う点があります。

それが悪い点と言えるかは別として、気になってしまうところではありますね。

オススメしたい人

昔はそのクオリティ的に良くオススメしてた気がするんですが、
今見るとそれほど・・・と思ってしまいました。

新海誠監督の作品が好きなら見て間違いはないと思います。

逆に上記悪かった点で書いたような点が気になってしまうと、
素直に作品を楽しめない可能性もあるかなと。

短いのでさくっと見てしまえるので、そういう点で見やすいのはいいですね。

総評

当時見た時はもっと感動した印象があったのですが、
今見返すとそれほどでもなく・・・。

新海作品自体が合う合わないハッキリしていて、
他に様々な作品に触れてしまった今の自分には
合わなくなったのかも知れません。

ただやはり離れていくにつれて
メールにかかる時間が増えていくという切り口自体は凄くいいと思います。

そこでずれる二人の時間と想いが実に切なくて良く出来ていました。

 

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2012年6月22日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:新海誠

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