コクリコ坂からの感想・レビュー

[著:がく(副管理人)]

ジブリ映画、コクリコ坂からのレビューです。

微妙なところもあったものの、正直予想より面白い作品でした。

概要

60年代の日本のある高校が舞台で、その高校で古くからある文化塔を守るか壊すかの論争を軸に、主人公の松崎海と風間俊の恋愛を描いた作品です。

スタジオジブリ作品ですが、監督は宮崎駿氏の息子である宮崎吾朗氏です。
宮崎吾朗氏監督の作品はゲド戦記に次いで2作目ですね。

視聴のきっかけ

単純に映画を見たいなーと思った時期に丁度公開されていたという理由です。

その時は宮崎吾朗氏が監督と知らなかったので見る直前に知り、
ゲド戦記の評判を思い出して大丈夫かな?と思ったのを覚えています。

良かった点

60年代の描き方

私が60年代を舞台にした作品が結構好きなので、
この設定というだけで嬉しかったですね。

その60年代をジブリのクオリティで描いていて、
映像の出来は素晴らしいものでした。

漁船や高度成長期らしい新聞社の雑多で忙しそうな感じが
特に印象に残っています。

そしてこの時代らしい活気みたいなものが
作中に感じられたのが特に良かったです。

60年代と言えばやはり活気に溢れた時代だと思いますし、
それをしっかり表現出来てたのが
作品に対する印象としてまた見たいなと思える部分に繋がっていますね。

主人公達の恋愛とその結末

ここが話の核になる部分なんですが綺麗に描かれていて、
最後まで見終わった時にすっきりと消化出来たのがよかったですね。

起承転結の転に当たる部分が結構驚きの展開ではあるんですが、
そこの心情の描き方とそこからラストまでの流れがよく出来ていたと思います。

私がこの映画が良かったなと思えるのはここの展開が好みだからです。

悪かった点

挿入歌が多すぎる

これが一番目についた悪い点ですね。

上を向いて歩こうは時代設定的にも作品の雰囲気的にも合ってるんですが、
それ以外にも挿入歌が何度か流れて、
歌モノが多すぎて食傷気味になった印象があります。

BGMではなく歌が流れると分かりやすく盛り上がる演出にはなるんですが、
その歌を使いすぎてるせいで
せっかくの一番の盛り上がりの部分までまた歌かと思ってしまって。

とにかくこの一点のみが非常に気になりましたし、
これさえ無ければかなりいい映画だったと思えた気がします。

声優がほんの少し違和感

ジブリ伝統なのか知りませんが、
声優さんに本職の声優ではなく俳優さんを起用してまして。

そこまで酷い棒読みだったりではないのですが、
少し違和感のあるシーンもあったりはしました。

気にならない人には全く気にならない部分だとは思いますが、一応。

オススメしたい人

いつものファンタジーなジブリ作品ではありませんが、
耳をすませばみたいな作品が好きな人にはオススメです。

あとはやはり60年代作品が好きな人に是非。

アニメで60年代をしっかり描いてるものを見たのは私は初めてだったので、
その点でも充分に楽しめました。

総評

個人的には悪い点で書いた挿入歌が多すぎる点が非常に気にはなるのですが、
それ以外では概ね満足のいく映画で楽しめました。

宮崎吾朗氏初監督作品のゲド戦記は、いつか地上波であった時に
最初の30分ぐらいで面白くなくて見るのをやめてしまったのですが、
コクリコ坂からはそういったことにもならないと思います。

監督で敬遠する前に一度見て欲しい作品ですね。

 

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2012年6月29日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:スタジオジブリ

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