カウボーイビバップ第3話「ホンキィ・トンク・ウィメン」の感想・レビュー
カウボーイビバップ3話「ホンキィ・トンク・ウィメン」の感想・レビューです。フェイの登場回ですね。
概要
カジノで一発当てに来たスパイクとジェット。
そこでは借金に目をつけられ、
イカサマの腕を買われたフェイが取引の仲介を頼まれていた。
遊びで賭けをするスパイクだったが、
取引相手に間違われトラブルに巻き込まれる・・・。
良かった点
アクションシーンの出来
乱闘のシーン、フェイのシップでの脱出、
取引失敗後のアクション、シップでの銃撃など見所が今回も盛り沢山ですね。
どれも一昔前とは思えないクオリティです。
特にラストのシップの銃撃を交わすシーン、
チャフでミサイルを無力化するシーンの出来が非常にいいです。
台詞の使い方
これまたビバップらしい良い点ですね。
若干ネタバレ含むので具体的な内容については後述の感想で触れます。
曲の良さと流し方
BGMとその流し方も相変わらずの格好良さ。
曲そのものも勿論格好良いのですが、
その入り方を凝っているとこはより格好良さが引き立ちますね。
悪かった点
今回は格別ダークな感じでもないですし、
かと言って2話の様に気の抜けるほどでもないですし、
特に悪い点はないですね。
オススメしたい人
フェイ登場回ですし、フェイ好きの方、林原めぐみ好きの方に是非。
スパイクの格好良さも今回はかなり出ているので
スパイク好きな人にもいい回ですね。
若干ネタバレ含む印象に残った場所
ロマニーとゴールジュ
フェイがスパイク達に捕まった時に自分のことをロマニー(ジプシーが自分の事を指す時に使う言葉)と言い、スパイク達の事をゴールジュと呼ぶのですが、
それをまた最後のシーンに上手く持ってくるところが憎い演出ですね。
スパイクとフェイがお互いの事をこう呼ぶ事で
不思議な距離感みたいなものが感じられます。
気っ風がいい
スパイクが賭けをしている時に言う「気っ風がいいのさ」と言うのも
アニメでは珍しい表現で、独特の味があります。
ちなみに気っ風がいいとは気前がいい・男気のあるといった様で、
フェイのイカサマを見抜いた上での台詞でしょう。
こういった台詞の使い方のセンスが
このアニメの世界感をより深く演出してくれてる気がします。
Piano BlackやN.Y. RUSH
今回は全体的に好きな曲が多いのですが、特に好きなのがこの2曲。
N.Y. RUSHの方はラストの戦闘シーンに流れるRUSHのアレンジ版ですね。
相変わらず実にカッコイイ曲です。
Piano Blackの方は前半最後にフェイの「ショータイムよ」から流れる曲で、
スパイクの乱闘とフェイのカジノ脱出シーンを演出します。
こちらは入り方がかっこ良くて。
こういう台詞から始まる曲は特に印象に残りますね。
総評
安定のビバップのクオリティです。
1話が若干暗い話、2話は逆にコメディータッチと少し極端だったのですが、
今回は全体の雰囲気含めて見やすい印象です。
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2012年7月1日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:サンライズ
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