カウボーイビバップ第6話「悪魔を憐れむ歌」の感想・レビュー

[著:がく(副管理人)]

カウボーイビバップ第6話「悪魔を憐れむ歌」の感想・レビューです。

概要

スパイクとジェットは賞金首ジラフを捕まえるため、
ブルースハープ(ハーモニカ)の演奏がされる酒場に居た。

ジェットは昔なじみの賞金稼ぎが居ることに気づき、
時間稼ぎをしている間にスパイクがジラフを捕まえる事に。

ジラフが追っていたのはハープを吹いていた少年車椅子の老人だった。

しかしジラフを追うスパイクは、ジラフが入ったビルからジラフが撃たれて
落ちてくるのを目撃、間一髪ソードフィッシュで受け止める。

そして死に際のジラフからアイツを救ってくれとの言葉と共に
謎の宝石を受け取るのだった・・・。


と言うわけで、ブルースハープの印象的な6話です。
他のブルース調の音楽もイカしてます。

また、スパイク達の時代から約50年前に起きた、
地球が住めなくなる原因となった位相差空間ゲートの大事故の話も出てきます。

ビバップは設定なんて理解しなくても十分楽しめる作品ですが、
こういったところに設定を活かす話も入れてきているのもいいですね。

ブルースの良さ

ブルースハープの曲、「DIGGING MY POTATO」が6話では何度も流れます。
少年が演奏しているという形で流れるので、その演奏シーンも。

当時のアニメとしてはこの演奏シーンのクオリティの高さにビックリしますね。
ブルースハープらしい演奏の雰囲気、手の動きなどが再現されていて。
アンニュイな雰囲気がまたビバップらしくて実にイイ。

また冒頭のハープの曲の次に流れる、ギターのブルース曲もまた格好良いです。
おそらく「Don't bother none」という曲。

話中にある程度一貫した曲調が貫かれるのもビバップの良さですね。

この話はブルース、この話はハードロックと言った具合に、
話毎に曲調に一貫性があると、その話が音楽とともに印象に残ります

5話の堕天使達のバラッドでは賛美歌風の曲が、
この話ではブルースが、と言った感じですね。

話のあらすじと感想

ここからの話はネタバレ含みます。

あらすじ(概要からの続き)

ジラフにあいつを助けてくれと言われたスパイクは、
ハープを吹いていた少年を車椅子の男(ゼブラ)から助けてくれ、
と言う意味に解釈。

ですが、事の真相はその逆。
ジラフが助けてくれと言ったのはゼブラの事で、
ゼブラは少年が隠れ蓑として自分の親代わりに利用していたのだった。


少年は位相差空間ゲートの事故に巻き込まれた際に、
年も取らず死ねない体になってしまっていたというのが事の真相。

それを知ったスパイク達。
ジラフが死に際に渡した石も、事故の際に出来た石だとジェットが解析、
その石を少年に撃ちこめば何かが起きるかも、と推測。

「気に食わねぇんだ、気に食わねぇんだよ」

そういってスパイクは撃ちこむ事で何が起きるか分からない銃弾を持って、
一人少年を追跡、追い詰めた先で遂に彼に銃弾を放つ。

撃たれた少年は止まっていた時間が一気に流れ老人に。
そのまま息を引き取るのだった・・・。

感想

事故の際に死ねなくなった少年を描いた話ですね。

口も聞けないまま、白昼夢を見続けているようなゼブラが、
ジラフが死ぬ間際の映像を見ていて、涙を流す様

年を取らず、死ぬことも出来ない少年に対して気に食わねぇという理由
危険かも知れない行為をやってのけるスパイク。

死ねない体からようやく開放された少年。

などなど、「魅せる」ポイントが随所に散りばめられています。

他にもジェットと昔なじみの賞金稼ぎの会話など、
話が進行して真相が明らかになっていく部分以外にも
面白いと思える要素があちこちにあるのが流石です。

こういった細かい面白さがビバップの味わいの深さに繋がっているのでしょう。
下手に長引かせず、1話完結の形で描かれているのもいいですね。

総評

少年の真相に迫る話が面白かったです。
ブルースハープもいい味出してました。

後はスパイクの台詞が相変わらず格好良かったですね。
気に食わねぇんだ~の台詞はやたらと記憶に残ります。

 

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2012年9月26日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:サンライズ

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