カウボーイビバップ第7話「ヘヴィ・メタル・クイーン」の感想・レビュー

[著:がく(副管理人)]

bebop7_1カウボーイビバップ第7話
「ヘヴィ・メタル・クイーン」
の 感想・レビューです。

概要

スパイクとフェイは1200万の賞金首デッカーを追い、
それぞれ得た情報の先へ向かう。

フェイはデッカー本人に遭遇。
取り逃がして戦闘機で追いかけるものの、爆発物のプロであるデッカーの
爆薬を食らって取り逃がす事に・・・。

一方スパイクは情報先の酒場でV.Tというトラッカー(運び屋)に出会う。
彼女は通称ヘヴィ・メタル・クイーンという、名のあるトラッカーだった。

チンピラ賞金稼ぎを食い物の恨みで一緒にノシて意気投合するも、
自分も賞金稼ぎだとバレて、V.Tの態度は一変。
彼女は賞金稼ぎを嫌うのだった・・・。


と言うわけで、V.Tという年配の格好良い女性がメインの回です。

ヘヴィ・メタルと彼女の雰囲気がマッチしていて、
妙な格好良さがあるのが印象的ですね。

また独特のトラックが出てきたり、SF的に王道的な展開もあったりと
見ていてわかりやすく面白い回だと思います。

ヘヴィ・メタル・クイーン

V.Tの格好良さが今回の何よりの見所でしょう。

若い女性でも渋いおじさんでもなく、
渋くて年季を感じる女性と言うのがイカしてますね。

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実に渋い格好良さ!

さらに船内にはガンガンヘヴィ・メタルを流していて。
「運び屋」をSFにしたら確かにこうなりそう、という
ある意味分かりやすい描かれ方もいいです。

宇宙用のトラックも三角柱型の船体が印象的で、
ソードフィッシュなどとはまた違った渋さを感じます。

こういったメカニックもこのアニメの見所の一つです。

SF的王道展開

ここからはネタバレ含みます。

トラッカーのネットワーク

V.Tの元に、仲間のトラッカーから
自分の船が当て逃げされたという情報がもたらされます。

スパイク達から情報を聞いていたV.Tは
その船がデッカーであると確信。

トラッカーのネットワークを使い、その船の現在地を割出します。


このトラッカーのネットワークがいいですね。
V.Tが仲間から一目置かれている、尊敬されている存在であることが伝わり、
また個性的なトラッカーの面々の顔見せもあり。

ここのトラッカー達の出番はこのシーンだけなのですが、
こういう細かいところにこだわりを感じられるのもビバップらしいです。

追跡劇

デッカーの居場所を特定したV.Tは仲間の為にデッカーを追跡。
小惑星の付近で追い詰めますが、逃げ込まれた為、
スパイクたちにも所在を連絡。

しかしデッカーの積荷は爆発物で、かつその小惑星は昔の鉱山もあり、
惑星そのものが火薬庫に近いものだった。

デッカーは追跡を逃れる為、爆発物を使うが、
その爆発で自分も巻き込まれることに・・・。


ここの追跡劇がまた熱いです。
デッカーが乗っているのもトラック系の宇宙船で。

bebop7_2

戦闘機系の宇宙船の戦闘とは一味違った、
トラック同士のデッドヒートが格好良いですね。

また、ここの音楽はヘヴィメタではないですが、
ビバップらしいジャズの曲が流れます。

脱出

V.Tの助けとデッカーの捕縛の為に遅れてきたスパイクとフェイ。
デッカーは既に死んでいて賞金はパーに。

V.Tは無事なものの、小惑星の坑道から脱出しようとした矢先、
爆発で出口が塞がれてしまう。

もたもたしていたらいつ小惑星が爆発するか分からない状況で
スパイクがとった手はデッカーの積荷の爆発物を使って、
出口を無理やり空けることだった・・・。


爆発する小惑星からの脱出、正にSFの王道じゃないでしょうか。

  • 脱出の為に今あるものを最大限に活用する様。
  • ソードフィッシュに爆薬を積んで出口に飛ばす為に、
    生身で宇宙空間に出るスパイク。
  • 爆発で宇宙空間に投げ出されそうになるも、銃の反動で
    何とかV.Tの船にたどり着くスパイク。
  • 間一髪の脱出。

と、王道ながら熱い展開で燃えます。
更に景気よく行こうとV.Tがヘヴィメタを爆音で長す中でのシーン

「失敗したってせいぜい死ぬだけさ」
と言ってのけるV.Tの格好良さがまた見えるシーンでもあります。

V.Tの本名

この回の最初から彼女の本名を当てる賭けをする、というのが行われていて、
脱出の衝撃でペンダントの中身を見たスパイクは彼女の本名を当てて見せます。

そのペンダントに入っていた写真は伝説の賞金稼ぎだった男
話しぶりからするにスパイクも世話になった事があるのでしょう。

その男はV.Tの旦那で今は既に天国に居るとのこと。

名前を当てた賭け金を渡されるスパイクは1000ウーロン一枚だけ抜き取ると、
残りは天国の旦那へのおごりだと告げ、V.Tに返上します。


この回の最後のシーンがこれというのがまた渋いですね。
スパイクとV.T、そのやり取りも含めて実に格好良い

V.Tが賞金稼ぎを嫌っていた理由も旦那にあるのでしょう。

総評

今回はより渋い格好良さが溢れているビバップ

特にV.Tみたいな年配の渋い女性が描かれているアニメは少ない気がして、
一話完結とはいえ、特に印象に残る人物です。

ヘヴィメタのアクセントもいいですし、
王道的なSF展開もありますし、見ていて気持ちのいい回ですね。

 

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2012年10月5日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:サンライズ

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